健康経営支援サービス

導入事例

きめ細かい対応ができる汎用性の高さと、
手厚いフォローが導入の決め手!
ヘルスケアデータ管理の標準化に
つなげていきます。

施設名
住友ゴム工業株式会社
所在地
兵庫県神戸市中央区脇浜町3-6-9
URL
https://www.srigroup.co.jp/

住友ゴム工業株式会社様は「DUNLOP」「FALKEN」をメインブランドとする乗用車、トラック・バス、モーターサイクルなどのタイヤ事業や、ゴルフクラブやテニスラケットなどの製品提供、スクールやフィットネスクラブを運営するスポーツ事業、ゴム手袋、介護用品などの生活用品から人工芝、医療用ゴム製品、制振ダンパーなどの産業用資材まで多種多様な商品をグローバルに展開する総合ゴム製品メーカーです。

弊社との関わり

2021年に新型コロナウイルスワクチンの職域接種に対応するヘルスケア専用Web予約サービスKUUMOをご導入。
2022年に健康経営支援サービスHealthCare irisと面談用にKUUMOをご導入いただきました。

健康経営支援サービス HealthCare iris導入前にお困りだった点についてお聞かせください。

岸本様:

以前に利用していたシステムは本来目的としていたデータ活用としての利用ができておらず、ただデータを保管するだけになっていました。担当営業ともコンタクトがなく、どう使っていいかもわからない状態で、使い方を問い合わせても回答が返ってこないなどいろいろと課題がありました。
システムを導入した一番の目的は紙の運用をなくすことでしたが、ほとんど改善されませんでした。

全国に拠点をお持ちなので、紙運用では大変そうですね。

岸本様:

事業所ごとに文書管理の方法が全く異なっていて、運用体制がうまく作れていませんでした。社員が事業所を異動する際には申し送り事項のサマリを作るなど、データのやり取りは各事業所で実施するということにはなっていましたが、実際はあまりうまくいってなかったのではと思います。

HealthCare irisの導入を決定頂いたポイントについてお聞かせください。

岸本様:

決定にあたり、重視したポイントは当社がやりたいことができるかどうかでした。具体的には、健診準備から始まって、結果データが入って、判定をして、必要な方には事後措置をするという一連の流れやフォローがもれなくできることや、意見書がシステム内にあるのが理想でした。もちろんすべてを網羅するのは難しいと思いますが。

髙橋様:

最終的には営業担当さんの人柄ですね(笑)

岸本様:

そうですね。システムの価格と汎用性もそうですし、担当の方の対応が細やかでフォローしていただけそうだなと思いました。

髙橋様:

irisは比較的、帳票や入力画面のレイアウトなども、ディスカッションをしながら作っていけるのがありがたいし、使いやすかったですね。個人的に画面の配色などの見た目も好みでした。

ありがとうございます!

HealthCare irisを導入して、改善した点についてお聞かせください。

髙橋様:

irisを導入してからは、インターネットさえつながっていればすぐにデータの確認ができるようになりました。今までは紙の書類をファイルから取り出しており、自分が会社にいなければ他の人にこの作業をお願いしていたので、私にとってはこのメリットが大きいですね。

最初の目的と仰っていた紙運用をなくすという点はいかがでしょうか?

髙橋様:

紙運用は少しずつ減っていますね。

岸本様:

面談記録はシステムに入れるようになったし、帳票もデータで入れられるようになりました。

髙橋様:

今、帳票類は基本的にはirisで出力しています。まだ手書きも一部残っていますが、今後はシステムでの運用に切り替えてきたいですね。

ヘルスケア専用Web予約サービスKUUMOの検討に至ったきっかけについてお聞かせください。

岸本様:

irisを紹介いただいたタイミングがちょうど新型コロナウイルスワクチンの職域接種が始まるタイミングだったんですよね。

髙橋様:

職域接種の予約管理をする必要が出てきて、その際にKUUMOはすぐ導入可能というお話で、価格も手ごろだったと思います。あの当時、職域接種予約管理は先行している感じでしたよね?

もともとは面談や健診の予約用として開発していましたが、職域接種にも利用いただけるようカスタマイズしました。

岸本様:

その後、KUUMOを面談用に導入したのは職域接種での導入実績もありますが、irisとも連携できることがポイントでした。
予約のリマインドメールが自動送信できるのも便利ですね。今までは面談のリマインドのフォローまで手が回らなかったところが自動でできるようになったので助かっています。

システムに限らず、今後健康経営で取り組みたいことがあればお聞かせいただけますか。

髙橋様:

健康経営優良法人の調査票に必要な項目がシステムで簡単に出せたらいいですよね。だんだんと調査票の指標が難しくなっていて、血圧や糖尿病などは「治療中率」などの数字を出すというレベルになってきているので、今後は会社として重要な指標になるのかなと思っています。当社は業界のトップランナーになりたいと思っているので、まずは拠点ごとのレベル差を解消して、標準化していきたいですね。

御社の健康経営宣言で「健康部門との主治医との連携を図る」といった項目があったのですが、どういった活動でしょうか?

髙橋様:

会社の産業医は診療を行わないので、従業員の主治医と連携を取ることで、安全に働けるようにするという意図ですね。外部の医療機関で診療を受けていただいて、必要に応じて主治医と書類でやりとりしています。

岸本様:

これは全員ではなく必要に応じてです。その方が安全に働くために必要であればコンタクトをとっています。

髙橋様:

これは会社のスタイルによるのかもしれないですね。

健康経営に取り組まれる中で女性社員へのフォローなどはありますか?

岸本様:

人事部で女性活躍を推進しており、女性のためのセミナーなどを行っています。女性の産業医の先生をお招きして、更年期や女性のライフステージ、乳がんなど女性の健康のためのセミナーを主に実施しています。

髙橋様:

当社はまだ女性比率が少ないのですが、近年、技術開発にも女性が増えてきています。結婚・出産で退職するということはほぼなくなりましたが、もっと環境を整えていきたいなと思います。

システム運用や他社様の事例など、お手伝いできることがございましたらご相談ください!

ご回答者:
人事総務部 健康管理室 統括産業医・産業衛生専門医 髙橋宏典様
人事総務部 健康管理室 室長代理 保健師 岸本ゆかり様

貴重なお話を頂きましてありがとうございました

取材日:2023年8月